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プログラムの基本

競馬ソフトを作りたい人が知っておくべき統合開発環境の基本

競馬ソフトを作りたい人が知っておくべき統合開発環境の基本

今回は、競馬ソフトを作るにあたり、全くプログラミング経験がない人に向けての情報です。

以前、競馬ソフトを作りたい人が知っておくべきプログラミング言語の違いの記事では、次のようなことをお伝えしています。

  • 競馬ソフトを作るにはプログラミングが必要となる
  • それを実現するプログラミング言語にはたくさんの種類がある
  • 作りたい競馬ソフトに合わせてプログラミング言語を選ぶ必要がある

というわけで、競馬ソフトを作るには何らかのプログラミング言語を選び、それを使って作ることになります。

そして、実際に「いざプログラミングをしてみよう」と思った時に知っておくと良いのが、プログラミング作りを簡単にしてくれる統合開発環境(Integrated Development Enviroment、略してIDEとも呼ばれる)の存在です。

たくさんある統合開発環境

統合開発環境ですが、実はたくさんのあります。例えば、Windowsのデスクトップアプリを作るものとしては、マイクロソフトのVisual Studioが有名です。

ちなみに、Visual Studioは、JRA-VANが提供する競馬データを利用するための標準的なIDEとなっています。

他、iOS向けのアプリを作りたければ、Mac OSで利用できるXcode、Android向けのアプリを作りたければAndroid Studio、PHPを利用したWebシステム開発にはPhpStorm IDE、など目的に応じた統合開発環境があります。

統合開発環境を使うと何が嬉しいのか

実際のところ、本当に簡単なプログラムをするだけであれば、このような統合開発環境は必要ありません。

例えば、C言語を使ったプログラミングであれば、メモ帳のようなテキストエディタとC言語のコンパイラ、と呼ばれるプログラムをコンピューターで実行できる形式に変換するためのプログラムさえあれば、ソフトウェアを作ることができます。

ただ、初めてプログラミングする人にとって、そのようなシンプルなプログラミング環境を利用するのは、ハードルが高くなるんですね。なぜかというと、次の画像のようなコンソールからコマンドラインを使った操作が基本となるからです。

一方、統合開発環境を使うと、使い慣れた画面のあるソフトウェア上で、プログラミングを行えます。なので、初プログラミングの人にとっても、取っつきやすいわけです。

また、統合開発環境のテキストエディタでは、プログラムをするのに、インテリセンス、と呼ばれる補完を行なってれるものが多いです。その補完のおかげで、初プログラミングの人も、プログラミングの文法間違いなどを減らすことができます。

ほか、統合開発環境の中は、データベースの管理ができるものや、gitと呼ばれるソースコードの変更履歴管理を簡単にできるようになっているものがあります。

ここでは詳しく述べませんが、これらの機能が統合開発環境から楽に使えると、プログラムを作るのがより簡単に便利なるというわけです。

最初にオススメしたい統合開発環境

最後に、これから初めてプログラミングしたい人にオススメしたい統合開発環境をご紹介しておきますと。次のVisual Studio Communityエディションをオススメします。

・Visual Studio Communityエディション
https://www.microsoft.com/ja-jp/dev/products/community.aspx

なぜ、この開発環境をオススメするかというと、理由は2つあります。

1つ目の理由は、上で述べた通り、JRA-VANが提供する競馬データを利用した競馬ソフトを作るにあたり、Visual Studioを利用するのが一番標準的な統合開発環境だからです。

2つ目の理由は、この開発環境が無償で利用できるものだからです。一昔前は、Visual Studioというと、高価なライセンス料を支払わないと使えない高価なソフトウェアだったのですが、それが今では、無償で利用できるようになったんですね。

ちなみにこのVisual Studio Communityを使うと、JRA-VANのデータを利用したWindowsのデスクトップアプリはもちろん、Webシステムやスマホのアプリも作ることができます。

つまり、どんなタイプの競馬ソフトであっても、この開発環境があれば、基本大丈夫なわけです。現在は本当に競馬ソフトの開発環境に恵まれていますね。

Visual Stuido Codeという選択肢もある

ただ、Visual Studio Communityは、インストールするのに、標準で14GBくらいの容量を必要とします。なので、お使いのパソコン次第では、「ちょっと入れるのに抵抗がある」と言う方も多いはずです。

そのような方には、Visual Studio Codeという、同じくマイクロソフトが提供するエディタを利用した開発をオススメします。

こちらは、シンプルなテキストエディタなので、インストールするサイズも本当に小さいです。このエディタに加えて、.NET Coreと呼ばれるプログラムの実行環境をインストールすれば、簡単にC#の開発環境が実現できます。

.NET Coreのインストールサイズもそれほど大きくありませんし、こちらは、Mac、Windows、Linux全ての環境で利用できます。

ただ、Visual Studio Codeを利用するためには、上でご紹介した「コンソール」の使い方の基本的な知識を必要とします。そこで、その基本的な使い方を次の記事でご紹介しています。ぜひご覧ください。

次に読むべき記事:競馬ソフト開発にあたりプログラミング未経験者が最初にコンソールの使い方を学ぶべき理由

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