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競馬ソフトは自分で作ろう!

プログラムの基本

競馬ソフト向けのデータの準備の仕方

競馬ソフト向けのデータの準備の仕方

今回は、競馬ソフト作成にあたり、全くプログラミング経験のない方に向けての情報です。

以前、競馬ソフト作りに欠かせないデータベースの選び方の記事では、次のようなことをご紹介しています。

  • 競馬ソフトには、データベースが必要となる
  • なぜかと言うと、分析する対象のデータがないと自分の競馬理論の活用のしようがないから
  • データベースには様々な種類があり目的に応じて使い分ける必要がある

前回の記事から、「競馬ソフトを作るには、まずデータベースを準備する必要があるんだな」と言うことをご理解いただけたはずです。

そして、今回お伝えしたいのは、そのデータベースに入れるデータを、「どのように準備するか」と言うお話です。

データベースは、あくまでデータの入れ物なんですね。なので、そこに競馬ソフトから利用するレースや馬、騎手、調教師などのデータを投入して、初めて利用できるものとなります。

そのデータを「どう準備するか」と言うのが今回のテーマです。

JRA-VANの有料会員になる

まず、中央競馬限定となりますが、JRA-VANのデータラボ会員になれば、過去のデータも含めて、最新のデータが簡単に手に入ります。

それを自分の競馬ソフトのデータベースに取り込んで、利用することができます。

この会員サービスは、月額の会費(この記事を書いている現在は、2052円/1ヶ月)が発生します。なので、その料金を払ってまで使いたいかどうかを考える必要があります。

ただ、このように月額の費用は発生しますが、JRA-VANのデータには、他にもメリットがあります。それは、データベースのデータの構造を考慮するときに、JRA-VANのデータの構造が参考になることです。

もしJRA-VANのデータの構造を参考にしない場合は、競馬ソフトの開発者が、それを一から設計する必要があります。全くプログラミング経験がない人がそれをやるのは、ちょっとハードルが高いんですね。

なので、初プログラミングの人は、JRA-VANのデータの構造を参考にする意味でも、この有料の会員サービスを利用する価値があります。

ほか、ご参考として、JRA-VAN以外にも競馬の有料データ配信サービスとして、JRDB社が提供するサービスもあります。

JRDB社のデータには、JRA-VANのデータにない、こだわりの情報があります。例えば、馬具についても、ブリンカーだけではなく、シャドーロール、ハミの違いがわかります。

そのため、また違った軸での分析に役立ちます。

また、地方競馬に関しては、競馬最強の法則WEBが、日本初のデータ配信サービスを提供しています。

インターネット上の情報を取り込む

さて、競馬のデータ取得にあたり、プログラミングがある程度組めるようになると、「インターネット上の情報を取り込む」と言うことも、やろうと思えばできます。

例えば、次の画像は、JRAの公式サイトから、2016年12月に開催する第61回有馬記念の特別登録馬情報を馬柱で表示したものです。

以下、http://www.jra.go.jpより引用

で、この馬柱において、競走馬名や調教師名、過去のレース名がリンクになっていますよね。そのリンク先のデータを1つ1つ開くのが面倒なので、プログラムを組んで、そのリンク先のデータを取得したいとしましょう。

その準備として、そのリンク先を開くのに必要なデータを抽出して見たのが、次の画像です。

この画像ですが、一見してもよくわからないですよね。ので、簡単にご説明すると、JRAの公式サイトにおいて、各レースや各調教師のページを開くためには、いくつかの情報が必要となるんですね。

例えば、アドマイヤデウスの詳細ページを見たければ、「/JRADB/accessU.html」のURLに、「pw01dud102011105911/AD」という情報を渡さないと表示されない仕掛けとなっているわけです。

なので、その詳細ページを見るために必要な情報の一覧を作ったのが上の画像です。そして、この一覧を使うと、有馬記念の馬柱の全リンク先の詳細情報に簡単にアクセスできるというわけです。

このように、インターネット上に公開された情報から、競馬ソフトに必要なデータを作ることは、やろうと思えば可能です。ですが、私は、お勧めしません。というのも、このようにデータを取得する行為が、ネット上のマナー違反だからです。

例えば、上で作った一覧を元に、プログラムを使って一気にJRAのウェブサイトにアクセスすると、サーバー側にもの凄い負荷をかけてしまうんですね。場合によっては、それでウェブサーバーをダウンさせてしまうことだって考えられます。

そうなった場合、JRA側から損害賠償請求されないとも限りません。

なので。本気で「競馬ソフトを作りたい」と考えている人は、正々堂々と有料のデータ会員サービスを利用するべき、と考えています。

次に読むべき記事:競馬ソフトを作りたい人が知っておくべき統合開発環境の基本

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