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マメ知識

競走馬が芝とダートのどちらが得意になるかを決める要因

競走馬が芝とダートのどちらが得意になるかを決める要因

今回は、競馬ソフト作成に役立つマメ知識をご紹介します。

競馬のレース展開を左右する大きな要因として、そのコースが、「芝かダートか」ということがありますよね。

で、その馬によって、芝とダートの得手不得手があることがわかっています。つまり、レース展開を予想する競馬ソフトを作る場合、その馬が「芝とダートどちらが得意か」は、重要なポイントとなるわけです。

そして、その馬が、「芝とダートのどちらが得意になるか」に、影響を与える要因について、次の本で紹介されていました。

競走馬の科学

この本によると。競走馬が芝とダートのどちらが得意になるかは、「遺伝で決まる」と述べられています。

もう少し補足しますと、この本では、同じ馬が芝とダートに出走した成績を比較し、次の表を作成しています。

芝とダートの遺伝相関

距離(m) 1200 1400 1600 1800
遺伝相関 0.69 0.49 0.55 0.31

この表において、遺伝相関の値が1.0ならば、芝とダートの得手不得手に遺伝的要因がないことになります。逆に、この値が1.0より小さければ小さいほど、遺伝の影響が大きいことを示しています。

その結果わかるのは、その馬が芝とダートのどちらが得意になるかは、「遺伝で決まる」ということです。さらに、レースの距離が長くなればなるほど、遺伝の影響が大きいこともわかります。

このように、その馬がどのようなレースを得意とするかに、血統が関係するかは、科学的な裏付けが取れているんですね。

一方、私が意外だったのが、得意とする距離に関する遺伝の影響です。この本では、上で挙げた芝とダートで行った同じ理屈で、その馬が得意とする距離の違いに遺伝の影響があるかも調べています。

その結果ですが、少なくとも「1200mから2000mの距離では、遺伝的な競走能力に差が出ないと考えられる」としています。私は、その馬が得意な距離こそ、遺伝の影響が大きいと考えていたので、意外な印象を受けました。

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